◎行きずりの香に振り返る時雨坂 ◎浜風に吹かれ群れ咲く石蕗の花 △夕暮れて路地に水打つ女将かな(平成22年7月作) 〇開聞や秋の雲為る特攻機(令和元年10月鹿児島旅行)
2022年11月のブログ記事
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◎小春日や猫縁側に丸くなる ◎ひかえめに柊の花香るなり △涼しげな流し目おくる役者かな(平成22年7月作) 〇桜島渡るフェリーに秋の風(令和元年10月鹿児島旅行)
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◎小春日や風邪は直りて孫来る ◎縁となる傘差し掛けた時雨道 △農作業終へて早くも半夏生(平成22年7月作) 〇指宿の宿ひなびたり秋の川(令和元年10月鹿児島旅行)
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◎温りに話の尽きぬ小春かな ◎小夜時雨霧笛流るる港かな △夕風の流れ来る頃水を打つ(平成22年7月作) 〇砂蒸しの大往生や秋の浜(令和元年10月鹿児島旅行)