◎青鷺の鳴かずにおれば優雅なり ◎向日葵の如く貴方を見ていたい △寒月や照らす大海浪光る(平成23年1月作)
2023年7月のブログ記事
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◎風流る開け放たれし夏座敷 ◎山清水両手に掬い喉ならす △初凪の鏡ケ浦は鳶の群れ(平成23年1月作)
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◎水無月や木陰の風は心地良し ◎土用浪舳先ぶつけて船は行く △寒月や星を隠して冴えわたる(平成23年1月作) 〇秋の暮ブービーで乗るフェリーかな(令和4年房総の旅) 房総の旅これが最後の句です
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◎夕顔や喪主のうなじと白競ふ ◎噴水や小さき七色うまれ出る △初凪や羽を休めてかもめどり(平成23年1月作) 〇急坂を手摺頼りに秋の宮(令和4年房総の旅)
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◎向日葵や群れて黄色の風となる ◎草いきれ踏み進むほど匂ひ増し △淡々と月日重ねて春を待つ(平成23年1月作) 〇千枚の秋の田圃に草を刈る(令和4年房総の旅)