◎野にありてこそ活きるなり菫草 ◎春惜しむ想ひの花は散り終へし △ひつそりと一輪ゆれて帰り花(平成22年11月作) 〇たたなづく霧島の峰秋の雲(令和元年10月鹿児島旅行) 今回で鹿児島旅行は終わります。次回から房総の旅を 掲載します。
2023年4月のブログ記事
-
-
◎波しぶき舳先に割るる春の潮 ◎風光り心うきうき気は満つる △凩に葉を散らされて枝も啼く(平成22年11月作) 〇聖域に背筋伸びたり社秋(令和元年10月鹿児島旅行)
-
◎春惜しむ心残して時は行く ◎花曇遥かにかすむ富士の山 △着飾りて嬉し恥ずかし七五三(平成22年11月作) 〇何事か御座すと感ず秋の宮(令和元年10月鹿児島旅行)
-
◎堤防をひねもす押すや春の潮 ◎猫の手も欲しひ八十八夜かな △一枝に一輪淡し帰り花(平成22年11月作) 〇高千穂の神々しさや秋無上(令和元年10月鹿児島旅行)
-
◎行く春や未だ其其の色もやう ◎人住まぬ庭に群れ咲く菫かな △七五三母と娘の競ひ合ひ(平成22年11月作) 〇神神し高千穂の峰秋に入る(令和元年10月鹿児島旅行)