◎乱れ咲く花野を渡る風に酔ふ ◎名月や雲の切れ間に顔を出す △雪解けて気持ちも解けてまつしぐら(平成23年2月作)
2023年9月のブログ記事
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◎敗荷に雨は激しく降り注ぐ ◎飄々と風に吹かれて吾亦紅 △青海苔や香り豊かな海の幸(平成23年2月作)
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◎穏やかに流るる水の川は澄み ◎花野行くローカル線の無人駅 △青海苔や揺れて岩間の蟹隠す(平成23年2月作)
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◎いつの間に木から草へと虫の声 ◎鬼灯を鳴らし鳴らして子等通る △時移り集ふ人減る牛祭(平成23年2月作)
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◎水澄みて流るる川の底深し ◎名月や寄せては返す波の音 △蕩蕩と濁りも増して雪解川(平成23年2月作)