◎下萌や雨降りやみて芽の青し
◎薄氷は陽の差すまでの命かな
△人ありて人それぞれに春惜しむ(平成23年4月作)
◎窓際に仕合せのあり福寿草
◎頬赤き孫の手を引き初薬師
△草餅を仏に供へ手を合はす(平成23年4月作)
◎今年も恵方詣りに始まりぬ
◎春近しゆつくり回る観覧車
△春惜しむ十七文字に時の過ぐ(平成23年4月作)