◎麦秋や風に吹かるる実りの穂 ◎飲み歌ひ薄暑の路地を千鳥足 △筍や一日一日に背丈伸ぶ(平成23年5月作) 〇生かされて父親となり爺になる 児等の行く末幸ぞ多かれ
2024年5月のブログ記事
-
-
◎余花ありて過ぎにし人をふと想ふ ◎卯の花や押し合ひ咲きて雨の午後 △うつすらと光る額の薄暑かな(平成23年5月作)
-
◎咲き誇りかこむ洋館薔薇の垣 ◎どこまでも黄金の波や麦の秋 △鯖釣の時折混じる外道かな(平成23年5月作) 〇永らへて顧みる事多かれど 命尽くまでただ前を見て